【WBC】オーストラリア、初の4強ならず 7投手の執念継投も実らずキューバに逆転負け

[ 2023年3月15日 22:34 ]

WBC準々決勝   オーストラリア3ー4キューバ ( 2023年3月15日    東京D )

WBC準々決勝<キューバ・オーストラリア> 惜敗にベンチでがっくりするオーストラリアの選手たち(撮影・篠原岳夫)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝、キューバ―オーストラリアが15日、東京ドームで行われた。オーストラリアは3―4でキューバに逆転負けし、初の4強とはならなかった。

 1次ラウンドB組を2位で突破したオーストラリアは2回に1死三塁から6番・ウィングローブが先制右前打を放ち、先手を奪った。しかし、継投が裏目に出た。先発・ケントが2回1安打2四球の32球で降板すると、3回から登板した2番手・ニューンボーンが四球と左二塁打を許し、無死二、三塁から遊ゴロの間に同点とされた。

 4回から3番手・ガイヤーが登板。4回は無失点に抑えたものの、5回に先頭から中前打、四球、死球で無死満塁とした。ここでガイヤーに代えて、4番手・ホランドがマウンドに。しかし、4番・デスパイネに右犠飛で勝ち越され、5番・アルエバルエナに左前打で1死満塁で降板。そして5番手・ケネディが6番・ギベルトに右前2点適時打を浴びて点差を3点に広げられた。

 直後の6回に無死一塁からウィングローブがキューバ3番手・エリアスから右中間へ2点本塁打を放ち、1点差と望みをつないだ。だが、8回に1死から連続四球で一、二塁の好機も空振り三振、右飛と生かせなかった。9回も無得点に終わり、7投手の継投で執念を見せたが初の4強とはならなかった。

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