【侍ジャパン】栗山監督、ダルの登板予定聞かれ「全員の投手を考えていますが、頭の中には…」

[ 2023年3月15日 13:25 ]

会見する栗山監督(撮影・光山 貴大)
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 カーネクストWBC1次ラウンドB組を1位突破した侍ジャパンは15日、準々決勝のイタリア戦を翌日に控え、東京ドームで最終調整。練習後、栗山英樹監督(61)は、大谷翔平投手(28、エンゼルス)の先発を明らかにしたが、本人への通達に関し“半信半疑”になる場面があった。

 全体練習後、栗山監督は「僕もそうですし、選手たちも非常にいい緊張感を持って野球に集中していた」と言い、「ここから違う戦いが始まると思っている。あすの大切な試合、大谷翔平で行く。それ(二刀流)が彼のスタイル。大谷翔平らしくやってくれると思ってます」と明言。ダルビッシュの登板について聞かれると「ダルビッシュ…もちろん全員の投手を考えていますけど、僕の頭の中には米国で2試合やるというのがある」と話した。

 ▽過去の日本VSイタリア 日本の準々決勝の相手は、A組2位のイタリアに決定した。WBCで対戦するのは初めて。プロが参加するようになった00年以降の主な国際大会では、00年シドニー五輪と04年アテネ五輪で対戦している。プロアマ混成チームで出場したシドニー五輪は田中幸雄(日)の本塁打などで6―1で勝利、プロのみで出場したアテネ五輪では中村紀洋(近鉄)、福留孝介(中)が本塁打、投げては先発の上原浩治(巨)が6回4安打無失点に抑えるなど、12―0で7回コールド勝ちした。

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