イタリア代表・ピアザ監督　野茂氏をリスペクト「野茂さんの捕手を務めることができて非常に誇り」

＜イタリア代表練習＞ダルビッシュ（左）と握手するピアザ監督（撮影・島崎忠彦）
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　カーネクストWBCで8強入りしたイタリアは、日本との準々決勝を翌日に控えた15日、東京ドームで最終調整した。ドジャース時代に野茂英雄とバッテリーを組み強肩捕手として知られたマイク・ピアザ監督は、練習後の会見で、野茂氏へのリスペクトを強調した。

　ピアザ監督は、日本野球の印象を聞かれ、「まず最初に日本人2人目のメジャーリーガー野茂英雄さんの捕手を務めることができて、非常に誇りに思っています」と野茂氏に言及。「日本人メジャーリーガー誕生に大きな功績を残してくれた。その後、野手にも可能性が広がり、イチローを始め多くの野手が生まれた。マサ（吉井投手コーチ）の球も受けた。野茂英雄さんの存在は非常に大きい」と話した。また、日本でCMにも出演したことにも振れ、「幸運にも野茂英雄さんとバッテリーを組むことができて、コマツのCMに出た。当時の裏話として、当初はジャストミートという言葉を英語でやる予定だったけど、現場でジャストミートみたいな日本語っぽい発音ですることがありました。野茂英雄さんとの関係があり、日本に何回か来た。2000年のMLB開幕戦以来。そんなに時間が経ったのかと驚きです」と振り返り、「娘からはフェイスクリームを買ってきてと頼まれていますし、監督としての仕事以外にもすることがある。冗談ですけど。いずれにしても、明日は勝ちたい」と話していた。