巨人・大勢「覇気で」新人最多タイ37S王手 3連投解禁は「後半戦始まる時から。行かせてください、と」

[ 2022年9月21日 22:12 ]

セ・リーグ   巨人2―1DeNA ( 2022年9月21日    横浜 )

<D・巨>9回を締めた大勢(右)と小林(撮影・島崎忠彦)
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 巨人のドラフト1位守護神、大勢(本名:翁田大勢)投手(23=関西国際大)がDeNA戦(横浜)で今季55度目となるリリーフ登板。2者連続三振を奪うなど無失点に抑え36セーブ目。2015年山崎康晃(DeNA)、22年栗林良吏(広島)がマークした新人最多37セーブまで「あと1」に迫った。

 試合後の大勢との一問一答は以下の通り。

 ――今日の登板振り返り。

 「この前負け投手になったのと、その次に佐野さんにホームラン打たれたんで、今日マウンドに上がったときもいけるぞ!じゃないですけど、そういうものを相手のベンチから感じ取っていたので、なんていうか、今日はしっかり抑えていいイメージを持てるようになったらいいなって、上がりました」

 ――3連投解禁。言われたのは。

 「毎回言われてましたし、やっぱり外国人の枠というのもあって、今日先発がシューメーカーだったのでどうしても外国人のピッチャーを上げないといけないという場面で、自分自身も3連投行かせてくださいというか、そういう気持ちをコーチや監督さんにも伝えていたので、その準備というのはできてました」

 ――伝えたのは。

 「後半戦始まる時から」

 ――最後はホームランを打たれたり、厳しい展開も多かったが、その中でメンタルの切り替えは。

 「今日は1点差だったんですけど、クローザーというか最後投げる人としてそういう意識でいたらいけないと思うんですけど、あの、難しい打球でもヒット性の打球でも守っていただけるっていう昨日もありましたし、少々ヒット性の球でもバックの人たちが守ってくれるからしっかり自分はゾーン内で投げ込んでいこうって切り替えて上がりました」

 ――CSに向けて投手陣の雰囲気は。気迫に満ちあふれている感じか。

 「終盤戦に入ったらフル回転でどんどん投げていくのは最初から分かっていたし、そういう心の準備はできていたし、高梨さん、今村さんに準備だったり、心構えだったり、こういうふうにしたら大丈夫だからという指導をしていただいている」

 ――具体的に。

 「覇気ですね。丸さんにも、覇気でいけと、ここまで来たら覇気だぞと言われたんで、ふがいないピッチングが続いていたんで、今日は三振2つ取れたんで、ちょっとは良かったと思います」

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