糸井引退で中日・福留「嘉男らしいな」 引退報告の裏話披露し惜別 自らも23日に引退試合

[ 2022年9月21日 23:10 ]

セ・リーグ   阪神4-10広島 ( 2022年9月21日    甲子園 )

<神・広>糸井に引退セレモニーで福留のメッセージが流される (撮影・奥 調)
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 中日の福留孝介外野手(45)が21日、引退試合に臨んだ阪神・糸井嘉男外野手(41)に向けてメッセージを送った。広島・森下から左前打を放つなど有終の美を飾った糸井に対して、試合後のセレモニーでのメッセージ動画で登場した。

 「糸井選手、19年のプロ野球生活、お疲れさまでした。2017年から2020年まで、嘉男と4年間一緒に阪神でプレーさせていただきまして。本当に楽しかった思い出の方が強いです。僕自身も今年でユニホームを脱ぎますが、その際にも嘉男が僕に『お疲れさまでした』と連絡をくれて、その中で『僕も辞めます』という連絡で。そういう連絡をもらって『嘉男らしいな』と思いました。本当にね、まだまだ僕の中では嘉男はできると思っていましたけれども、それはもう嘉男自身が決めたことなので。お互いユニホームは脱ぎますが、またどこかでゆっくりと、いろいろ昔話ができたらなと思います。本当に19年間お疲れさまでした」

 阪神に2013年から20年まで在籍した福留は、糸井とは17年から4年間、同じ外野手としてプレーした。

 福留も今季限りでの現役引退を表明しており、23日には引退セレモニーが予定されている。古巣との最終戦となった12日の阪神戦には出場選手登録されなかったものの、チームに同行。試合後には甲子園でファンにあいさつをする一幕もあり、「甲子園球場は世界一のグラウンド」などと話していた。

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