阪神・平田2軍監督 2打席連発の江越に「これが君子豹変。もう君子じゃ無いよな、江越豹変だよ」

[ 2022年9月21日 17:42 ]

ウエスタン・リーグ   阪神13―15オリックス ( 2022年9月21日    鳴尾浜 )

<ウエスタン 神・オ>6回2死二塁、代打で2ランを放ち生還する江越を迎える平田勝男2軍監督(右2人目)ら阪神ベンチ(撮影・後藤 正志)
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 阪神2軍は両チーム合わせて34安打の乱打戦に敗戦し、マジック「5」を減らすことはできなかった。打線は江越、井上が2打席連発本塁打を放つなど、計7本塁打も2点差の9回に3者凡退に倒れ、逆転はならなかった。

 以下は平田2軍監督の一問一答。

 ――乱打戦だった。
 負けてるやん。何を言ってんの。(本塁打が)7本出たからってどうってことない。15対13で。最低15対15なら値打ちのあるホームランだけど。打った方は個人的にはあれだけど、それで満足しとったって、なんの進歩も無いわ。

 ――秋山の交代は。
 膝がまた、ちょっとひっかかるじゃないけど…。という話しなのでかえたんやな。

 ――先発のガンケルは。
 この前の3軍の試合も良くなかったもんね。今日はちょっと日にち空いて、スピード。この前もコロナ明けだったんでスピード無くて。今日はいいかなと思ったんだけど、そうはいかんわね。向こうも外国人いたり杉本がいたりと打線いいからね。全部良い当たりやろ。3回の予定がギブアップだもん。3回投げられないやん。投げられないっていうか、3イニングの予定だったけど、本人がもう勘弁じゃないけど、いいということだったので2イニング。やっぱスピードないもんな、コントロールも甘いんでしょ。全部良い当たりでしょ。(2回9安打)そういうところではちょっと本人も、考えるところが。今のままじゃ(球速)141、142だもん。そういうところじゃない。ガンケルらしさは全く出てなかったね。

 ――中川が復帰。
 先頭打者四球で点取られるわけなんでね、その辺がやっぱりまだまだだな。

 ――前川は。
 いやぁ、前川があれするから、これ3、4番。前川と井上、これはもう楽しみが増えたよ。昨日もいってるけど、前川が復帰してからというのは、井上がいままで4番で(調子)悪かったときもいろいろあったけど。1年間4番を続けさせて、ここで前川が3番に入ったら、競争。非常に打線に前川が競争のあれ(意識)を植え付けて。故障明けなので、ずっと出ずっぱりというわけにはいかないんでね。守りはまだまだフェニックス(リーグ)からなんだけど。そういったところでは、すごいもんな。最初のショートライナーでも、アウトの打球でも井上が完全に刺激受けて。見事やん。今日なんかビッグフライなんて言えないよ。15対13の、どこまで行くねん、というさ。でも負けは負けよ。こういうときこそ、なんで1打席目もっと打てなかったとか。反省をしっかり促さなきゃいけないわけよ。2本の本塁打もちろん値打ちあるんだけど、凡打の時の悔いが残るなという、そういう悔しさを持たないとあかん、こういうときは。はぁ…、すごい試合やな。

 ――江越も2打席連発本塁打。
 江越もすごい。2打席連続なんて打たれへんよ、なかなか。昨日は全然なのに。これが君子豹変(ひょうへん)。もう君子じゃ無いよな、江越豹変だよ。昨日なんかさっぱりやん。久しぶりにスタメンで使って4打席立ってね。昨日はちょっと真っ直ぐ差し込まれてるなと話しをしてたところだったんだけど。江越豹変。そういうことやろ。昨日と今日偉い違う。そういった意味では粘るだけじゃダメ。この時期は。粘るのは当たり前。これを引き分け、もしくは勝ちに行けないところをまだまだオリックスさんより、オリックスの打線より下よ。15点取られたら15点取らなきゃ。

 ――山本の交代は。
 もう8点差で。ケガとかじゃない。でも代わったやつが、江越やろ、遠藤やろ。そんで北條。代わったやつがこうやってホームラン打つんだもん。8点開いたし、1打席目にヒット打ったやん。こういうときは、遠藤久しく出てないんで。若いやつにチャンスやってくれるかっていったら、快くどうぞ、いいですよって言ってくれたので。遠藤がスタメンなかなかなかったので。こういう機会に。そしたら遠藤もいいの見せてくれた。やっぱり競争しなきゃだめ。

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