阪神・糸井がサプライズでファーストピッチに登場 フルスイングで引退試合の“準備”完了

[ 2022年9月21日 18:19 ]

セ・リーグ   阪神―広島 ( 2022年9月21日    甲子園 )

<神・広>ファーストピッチで打席に立つ糸井(撮影・北條 貴史)
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 タイガースを題材にした漫才でファンを笑わせるための大会「虎―1グランプリ」の初代年間チャンピオンに輝いたお笑いコンビの「祇園」が21日、阪神―広島戦のファーストピッチセレモニーに登場した。

 木崎が投手、櫻井が捕手を務めて、打席には球団マスコットのトラッキーが立った。しかし、ここで場内アナウンスで「バッター、トラッキーに替わりまして糸井。背番号7」とこの日が引退試合の糸井がサプライズで登場。場内は拍手に包まれた。

 木崎の投じた渾身のストレートを、超人は豪快なスイングで空振り。ラストゲームを前に“デモンストレーション”を終えた。

 対戦を終えた木崎は「人生の走馬灯の1ページには絶対出てくるシーン。阪神ファンやったのですべての夢がかなった」と感激。櫻井は「糸井さんが立たれてバットを振った時に風圧にビビりすぎて尻餅をつきかけたのがだいぶ恥ずかしかった」と苦笑い。伊藤は直後には広島・菊池から記念の花束を受け取って広島ナインのいる三塁ベンチにも帽子を取って頭を下げた。

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