ZOZOマリン初の珍事 鳥の襲来で中断、「鳥害対策」鷲の鳴き声やバズーカの音も効果なし

[ 2022年9月21日 05:10 ]

パ・リーグ   ロッテ3-6オリックス ( 2022年9月20日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>6回途中、鳥の襲来で試合は中断(撮影・長久保 豊)
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 鳥の襲来による中断はプロ野球全体では5度目だが、ZOZOマリンでは初の珍事。海が近く、鳥が多く棲息する自然環境の中に球場があるため、球団は昨年のオフにドローンによる「鳥害対策」の実証テストにも取り組んでいた。この日はナイターの照明を消し、鷲の鳴き声やバズーカの音を大音量で流したが、それらの効果はなかった。

 【過去の鳥にまつわる中断】
 ☆後楽園 1958年9月13日の巨人―大洋(現DeNA)戦。1―1の5回表、大洋の攻撃中に渡り鳥が襲来し7分間中断。プロ野球で渡り鳥の襲来による中断は史上初だった。

 ☆広島市民 71年4月29日の広島―中日戦では3回裏、広島の攻撃中に渡り鳥のため9分間、中断した。

 ☆大阪球場 76年6月4日の南海―太平洋戦の6回、数十羽の鳥の群れが球場内を旋回。8分間中断し、午後8時26分から照明を消して鳥を追い出し、再開した。

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2022年9月21日のニュース