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静岡聖光学院5大会連続初戦突破 低く鋭いタックルで高知中央完封

[ 2021年12月28日 05:30 ]

第101回全国高校ラグビー第1日   聖光学院34ー0高知中央 ( 2021年12月27日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<静岡聖光学院・高知中央>後半、ふたりがかりのタックルで高知中央・モヘノアの突破を阻む静岡聖光学院・松井(左)ら(撮影・北條 貴史)
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 聖光学院(静岡)が出場5大会連続で1回戦を突破した。高知中央に34―0で快勝。守備では相手の2人のトンガ人留学生を完璧に封じ込め、攻撃ではFB立山一希(2年)の2トライを含む計5トライを挙げて強さを見せつけた。30日の2回戦ではBシードの佐賀工と対戦する。

 相手を一切寄せ付けない、まさに完勝だった。聖光学院フィフティーンはトンガ人留学生を中心とした相手の攻撃を自慢の守備でシャットアウト。自陣まで攻め込まれるシーンはほとんどなく、奥村祥平監督(40)は「狙い通り。全体的なアタック、ディフェンスの意思統一ができていた。選手はよく頑張ってくれた」と満足げにうなずいた。

 事前準備が奏功した。指揮官は知人のトンガ人ラガーマンを“取材”して傾向を分析。「足にタックルされるのが嫌だということと、試合の入りはガツガツ来ると(聞いた)。最初に“ちょっと今日は嫌だな”という印象を相手に与えたかった。それがうまくできた」。聖光学院の強みである低く鋭いタックルと連動した守備を大会前にさらに磨いて臨み、相手の得点源に仕事をさせなかった。

 攻撃でも躍動した。立山が2トライを含む計19得点と気を吐いた。県大会は左膝と大腿部を痛めた影響で納得のいく結果を残すことができず、「武器のランで目立てなかったので、花園ではトライを狙いにいくことにこだわっていた」。前半4分、左サイドを破って約40メートルを独走し、左中間にトライ。後半9分には約30メートルのPGを決めるなど、精度にこだわって練習してきたキックでも貢献した。

 シード校撃破への強い思いを胸に30日の2回戦では佐賀工に挑む。「勝ちたい。しっかり修正して次に臨みます」と立山。目の前に立ちふさがる高い壁を、今度こそ越えてみせる。

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