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ゴーグルでプレーの磐城・上遠野主将 東日本大震災時以来10大会ぶり出場も白星を飾れず

[ 2021年12月28日 16:31 ]

全国高校ラグビー1回戦   磐城0ー45高鍋 ( 2021年12月28日    花園ラグビー場 )

<磐城・高鍋> 後半、前進を阻まれる磐城・上遠野(撮影・大森 寛明)
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 ゴーグルの奥に光るものがあった。完敗に磐城のSO上遠野(かとおの)主将は、唇を噛み締めた。東日本大震災の2011年の91回大会以来、10大会ぶりの出場で白星を果たすことはできなかった。

 「目標は花園で2つ勝つこと。大阪で年を越したい」と全員で誓ったラグビーを発揮できずに終わった。高鍋の展開力、スピードに対応しきれず、前半に5トライを許すと、後半も反撃を封じ込まれた。

 上遠野主将はラグビー一家に育った。父・博さん、兄・峻さんも磐城ラグビー部OB。「ボクも必ず花園に」と小学生だった前回出場時もスタンドで応援していた夢舞台。だが、聖地は試練の連続だった。9月の練習試合で右眼窩底を骨折。目を守るラグビー用のゴーグルも家族が手配してくれたものだった。「多くの人に支えてもらった。その分のお返しをしたかった」とノーサイドとともに涙をぬぐった。

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