スピードスケート加藤条治 五輪選考会開幕前日に追突事故に遭うアクシデント 故障なしも練習キャンセル

[ 2021年12月28日 15:58 ]

スピードスケートの加藤条治
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 スピードスケートの北京五輪日本代表選考会は29日、長野市エムウエーブで開幕する。28日には本番会場で公式練習が行われたが、男子500メートルで5大会連続の五輪出場を目指す加藤条治(36=博慈会)が会場に向かう自動車を運転中に追突事故に遭うアクシデントに見舞われた。

 関係者によると、ケガはないが、事後処理で指定時間内に会場に到着できないため、練習をキャンセルした。加藤は10月の全日本距離別選手権は7位。W杯代表入りを逃したが、北京五輪代表選考会に照準を合わせ「一発のレースに集中して記録を出すことは可能じゃないかというぐらいの体を作ってきた」と逆転での代表入りを目指している。

 男子500メートルの五輪出場枠は3。11、12月に開催されたW杯4大会の結果で、新浜立也(25=高崎健康福祉大職)、森重航(21=専大)が代表入りを確実にしており、残り1枠を村上右磨(29=高堂建設)、松井大和(24=シリウス)らが争っている。

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2021年12月28日のニュース