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光泉カトリック・東 ハヤブサ羽ばたく3トライ 飛び級U20日本代表候補が大器の片りん見せ快勝

[ 2021年12月28日 05:30 ]

全国高校ラグビー1回戦   光泉カトリック69ー0坂出第一 ( 2021年12月27日    花園ラグビー場 )

<光泉カトリック・坂出第一>前半、相手タックルをかわし、トライを決める光泉カトリック・東(右)(撮影・成瀬 徹)
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 全国高校ラグビー大会が開幕し、初日は未来の日本代表候補が花園を駆け回った。20歳以下日本代表候補の光泉カトリック(滋賀)のCTB東海隼(かいしゅん、3年)と、高校日本代表候補の仙台育英(宮城)フランカー最上太尊(たいそん、3年)がそろって3トライで2回戦進出に貢献した。

 光泉カトリックのCTB東の名は、「海隼」と書いて「かいしゅん」と読む。ハヤブサのように羽ばたいてほしいという両親の願いが込められている。花園初戦は、名前を地で行くようにグラウンドを駆け回った。

 上空から坂出第一の陣形を見ているかのように、手薄なサイドを見つけて、右から左、左から右へと移動を繰り返した。ボールをもらうたびに、サイドで大きな突破をした。

 「相手はFWのチーム。ディフェンスが内に寄るのが分かっていたので、ボールを大外に広げてトライにつなげようと思った」

 将来性を感じさせたのは前半24分のプレー。中央でボールをもらい、1メートル81、82キロの体で1人を突き飛ばして強引に前をこじ開け、その後は50メートル6秒2の足と、ステップで次々かわして60メートル独走トライを挙げた。この日、1試合3トライのハットトリックだ。

 サイズとスピードを見込まれ、高校日本代表候補だけでなく、“飛び級”で20歳以下日本代表候補にも名を連ねる。コロナ禍のため、活動はオンライン講習。大学生や社会人のホープに交じって、戦術、コンディショニングの講義を受け、プレーの幅が広がった。そこで最も学んだ「スペースを見つけてアタックをする」技術を、初戦で十分に発揮した。

 30日の2回戦はAシードの東海大大阪仰星と当たる。社会人でも活躍した薬師寺利弥監督(47)は「(持っている才能は)もっと凄いと思う。次を楽しみに」と期待を込める。強い相手に力を発揮してこそ、本物だ。(倉世古 洋平)

 ◇東 海隼(あずま・かいしゅん)2003年(平15)7月8日生まれ、京都市出身の18歳。15年度に出場したOBの兄・瀬夏さんの影響で、小2から「アウル洛南JRFC」でラグビーを始める。ベンチプレス100キロ。明大に進学予定。1メートル81、82キロ。

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