米メディアで話題の早藤将太キャディー「僕よりプロの方が数百倍、苦しかった」 松山とのコンビ初優勝

[ 2021年4月12日 21:31 ]

松山とトロフィーを持ち笑顔で会話する早藤キャディー(AP )
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 日本人初のマスターズ制覇を果たした松山英樹(29=LEXUS)のバッグを担ぐ早藤将太キャディー(27)は、松山にとって明徳義塾高、東北福祉大の後輩にあたる。19年から専属キャディーを務め、今回が初めて味わう優勝だった。「最高です。後から込み上げてくると思う」と達成感をにじませつつ、「僕より(松山)プロの方が数百倍、苦しかったんじゃないか。キャディーが代わったから成績が良くないとか言われるのはすごく嫌だと思うので」と偉大な先輩を思いやった。

 早藤キャディーは最終日の18番ホールで、松山英樹が優勝のパットを決めた後にピンを戻し、帽子をとってコースに一礼。キャディーとしてマスターズという最高峰の舞台への敬意と感謝をあらわした。一連の行動が「日本人らしい姿勢が素晴らしい」と海外メディアから取り上げられた。

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2021年4月12日のニュース