ラプターズの渡辺が8得点と自己最多の3スティール 最大18点差を一時逆転もニックスに惜敗

[ 2021年4月12日 12:08 ]

ニックスのランドルに密着するラプターズのラウリー(AP)
Photo By AP

 NBA東地区全体11位のラプターズは11日、敵地ニューヨークで同8位のニックスと対戦したが、96―101(前半42―56)で敗れて21勝33敗。第3Q序盤で最大18点を追う展開となりながら、第4Qの2分に渡辺雄太(26)が正面からのドライブでレイアップをねじ込んで、81―80とこの試合で初めてリードを奪ったが、その後の攻防を先発陣が制することができなかった。96―98で迎えた第4Qの残り14・9秒には脚の故障から7試合ぶりに復帰したカイル・ラウリー(35)のスティールから速攻に出たが、フロンコートに入ってランニングステップに入る前にパスカル・シアカム(26)が痛恨のダブルドリブル。同点機をミスで逃す形となった。

 ラウリーは復帰戦で37分出場して19得点、7リバウンド、6アシスト、3スティールをマーク。10日のキャバリアーズ戦を休養で欠場したシアカムは36分の出場で16得点と7アシスト、2ブロックショットを記録したが、今季チーム1位(7・3本)だったリバウンドは「0」に終わり、ターンオーバーも5回犯してしまった。

 キャバリアーズ戦で自己最多の14得点を記録した渡辺は第2Qの2分54秒からコートに登場。4分30秒に右のコーナー、7分6秒には正面から3点シュートを連続して成功させ(アシストはいずれもラウリー)、結局16分の出場で8得点と3リバウンド、1アシストをマークした。フィールドゴール(FG)は5本中3本(うち3点シュートは4本中2本)成功。3点シュートの複数成功は2試合連続今季4回目で、第3Q7分37秒に左コーナーからの1本を外すまで、8日のブルズ戦、10日のキャバリアーズ戦を含めて5本連続で成功させた。さらに4本の3点シュート試投数は1月24日のペイサーズ戦に並ぶ自己最多。今季の成功率は前日までの36・4%から37・5%(48本中18本)にアップしており、これは八村塁(23=ウィザーズ)の33・0%(109本中36本)を現時点で上回っている。

 また第4Q4分50秒にはニックスの大黒柱、ジュリアス・ランドル(26)からボールを奪い取ってこの試合で3つ目のスティールを記録。1試合3スティールはこれまで4回記録していた「2」を上回る自己最多数となった。

 試合が行われたマジソンスクエア・ガーデン(MSG)は渡辺がジョージ・ワシントン大に在籍していた2016年に全米招待(NIT)の決勝でバルパレイゾ大を76―70下して初優勝を飾ったアリーナ。敗れはしたもののラプターズが初めてリードを奪ったのは渡辺がシュートを決めた瞬間で、思い出の地で存在感を示した形となった。

 勝ったニックスは連勝で27勝27敗。ランドルがチーム最多の26得点を稼ぎ、4試合ぶりに勝率を5割に戻した。

 

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年4月12日のニュース