サントリー・下川が新人最速トライ!チーム史上最多94点、全勝1位通過

[ 2021年4月12日 05:30 ]

ラグビートップリーグ第7節   サントリー94―31NTTコム ( 2021年4月11日    駒沢 )

<サントリー・NTTコム>後半 突進するサントリー・下川(撮影・久冨木 修)
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 サントリーが今季リーグ最多、チーム史上でも最多の94得点で大勝し、唯一の7戦全勝でレッドカンファレンスを1位通過した。今春早大から加入したばかりのFW下川甲嗣(22)がデビュー戦で初トライ。3季ぶり単独最多6度目の優勝へ、選手層の厚さも示した。この日でリーグ戦が終了し、全順位が確定。下部トップチャレンジリーグの上位4チームも加わるプレーオフトーナメントは17日に開幕する。

 敵陣ゴール前のスクラムが回り、相手反則を告げる笛が鳴った。足元のボールを拾い上げた下川の目に映ったのは、トライへの道筋だ。「前が空いてる。行けそう」。そこへ早大時代から1年先輩のSH斎藤が「行け」。タップキックで速攻を仕掛け、右ポスト内側へねじ込むようにグラウンディング。後半22分に途中出場でデビューし、1分後のファーストタッチで初トライを決めた。

 今春大卒で今月から出場資格を得たばかり。サントリーの同期入団には明大主将だったNo・8箸本がおり、「自分はまだまだと思っていたのでビックリした」。だが、ミルトン・ヘイグ監督は、早大ではロックながら2月の合流後はFW第3列でもプレーしてきた下川のマルチぶりを評価し、真っ先にメンバーに選んだ。“新人最速トライ”はマクマーンとの交代でNo・8に入ったからこそ。「自分のプレーを前面に出せてチームとして勝てたことが一番うれしい」と喜んだ。

 リーグ最終戦は出番が少なかった選手主体のメンバー。それでも合流2カ月の下川までもがチームスローガン「アグレッシブ・アタッキング」を体現し、14トライを奪った。94点は10年10月2日の豊田自動織機戦の92点を上回るチーム最多。「スコッドとして、いい仕上がりと感じている」。ヘイグ監督は分厚い選手層に自信を示した。

 《2位に52点の大差、バレット得点王》個人タイトルも確定し、得点王にはサントリーのSOバレットが2位クロニエ(トヨタ自動車)に52点の大差をつける128得点(6トライ37ゴール8PG)で初めて輝いた。この日も後半22分からの出場で3トライと圧巻のパフォーマンス。「SHがいいボールをくれたので前へ出られた」とチームメートを称えた。トライ王はツイタマ(ヤマハ発動機)とリー(サントリー)が10トライでタイトルを分け合った。

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