稲見 初の2週連続V 小祝とのPO制した!不動超え史上最速タイ6戦で3勝

[ 2021年4月12日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子最終日 ( 2021年4月11日    兵庫県 花屋敷GCよかわC=6390ヤード、パー72 )

優勝カップを手に笑顔の稲見萌寧(撮影・井垣 忠夫)
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 日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りと最終ラウンドを行った。“谷間の世代”稲見萌寧(21=都築電気)が通算5アンダーで並んだ“黄金世代”小祝さくら(22=ニトリ)とのプレーオフを2ホール目のバーディーで制し、前週のヤマハ・レディース葛城に続く今季ツアー4勝目、ツアー通算5勝目。2週連続優勝は自身初となった。

 今年既に2勝を挙げている者同士の、谷越えの名物18番でのプレーオフ。小祝は1・5メートルのパーパットを残していた。

 「これを決めなかったら勝てない」

 勝負どころでいつものように自分を追い込んで集中。8メートルのウイニングパットを沈めた稲見は右手を突き上げ、キャディーと勝利の抱擁を交わした。

 大会関係者の新型コロナウイルス感染が開幕直前に発覚。その影響で初日のスタートは6時間半も遅れ、大会は2日連続の日没サスペンデッド。連日、未明に起床し、日が暮れるまでプレーした。最終日には賞金ランキング首位の小祝とプレーオフ2ホールを戦った。疲労のピークはとうに過ぎ「2週連続優勝おめでとう」と声を掛けられるまで、前週勝ったことすら忘れていたという。

 次の目標は自身初のメジャー制覇だが、ゴルフ人生最大の目標は絶対女王と仰ぎ見る永久シード保持者・不動裕理。稲見はこの日の優勝で不動を超えた。21年6戦目で3勝は90年の高須愛子に並ぶツアー最速記録。5度目の賞金女王に輝くなど絶頂期にあった04年不動の7戦目を上回る驚異の充実ぶりだ。獲得賞金額でも21年に限れば、小祝を抜いてトップに立った。

 《プレーオフ3戦3勝》稲見は今回が3度目のプレーオフ。ツアー2勝目だった20年スタンレー・レディースでは浅井咲希、ペ・ソンウの2人を、ツアー3勝目だった今年3月の明治安田生命レディースでは永井花奈を破っており、これでプレーオフは3戦3勝。稲見の21年6戦目での3勝は88年ツアー制度施行以降では90年の高須愛子と並ぶ最速記録。高須、稲見に続くのが04年不動裕理の開幕7戦目となっている。

 【勝者のクラブ】▼1W=キャロウェイ・マーベリック・サブ・ゼロ(ロフト角10・5度、硬さS)▼3、5W=スリクソンZX(15、18度)▼4、5U=ブリヂストン・ツアーB・JGR・ハイブリッド85(22、26度)▼5I~PW=テーラーメイド・P770▼ウエッジ=タイトリスト・ボーケイ・SM(52、58度)▼パター=テーラーメイド・トラス・TB1(ピン型)▼ボール=ブリヂストン・ツアーB・XS

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