【松山英樹と一問一答】悲願V 最後はハラハラドキドキ「次勝つときはいい勝ち方で」

[ 2021年4月12日 09:01 ]

米男子ゴルフツアー マスターズ 最終日 ( 2021年4月11日    ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7475ヤード、パー72 )

グリーンジャケットに袖を通し、ガッツポーズの松山英樹(AP)
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 4打差の単独首位から出た松山英樹(29=LEXUS)は通算10アンダーで日本人男子初のメジャー制覇を達成した。アジア勢としても大会初優勝。表彰式後にグリーンジャケット姿でテレビインタビューに応じた。

 以下、主な一問一答。

 ――グリーンジャケットを羽織ってガッツポーズ。
 「本当は18番でやりたかったんですけど、表彰式でできて良かったなと思います」

 ――最終日はどんな気持ちで。
 「自分のベストを尽くすことだけを考えて。14アンダーから15アンダーまで行けば追いつかれないと思っていたので、そこを目指してやっていました」

 ――1、2ホール目の心境は?
 「正直、1番のティーグラウンド行くまでは全然普通に行けたのかなと思うんですけど、ティグラウンド立って、凄く緊張してきて。2番でいいティーショット打てたので、そこからだいぶ落ち着いてできました」。

 ――一時2位とは5打差ついたがリーダーボードは見ていた?
「ずっとチェックはしていましたけど、後半になって絶対難しくなってくると思っていた。自分の状態が緊張してなかなか簡単にバーディーを取れる状態じゃなかったので。一つ一つミスをしないようにと」

 ――15番は果敢に2オンを狙った。
 「ザンダー(・シャウフェレ)も3連続(バーディー)で来ていましたし、ここでバーディーで取れば引き離せると思ったら裏目に出てしまいましたね(笑い)」

 ――最終18番のグリーンに向かうとき、パトロンがスタンディングオベーションで迎えた。
 「2打差があってよかったなと思いながら上がっていました」
 ――最終日の黄色のシャツの意味は?
 「黄色とネイビーだったらグリーンジャケットと合うかなって。ウエア決めるときは全然そういうのはないんですけど、終わってみて良かったなと」

 ――日本のファンへのメッセージを。
 「最後はハラハラドキドキさせてしまったので。次勝つときは、しっかりといい勝ち方で終わりたいなと思います」

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