ウィザーズ連敗 ロケッツのウォールは古巣相手に24得点 クリッパーズの連勝は7でストップ

[ 2021年1月27日 12:08 ]

ダンクを決めるロケッツのウォール(AP)
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 NBAウィザーズは26日、敵地ヒューストン(テキサス州)でロケッツと対戦したが88―107(前半52―56)で敗れて3勝10敗。八村塁(22)ら6選手は新型コロナウイルス感染防止規定によってまだ戦列を離れており、6試合の延期のあとは連敗となった。

 リーグ1位の34・5得点を挙げているブラドリー・ビール(27)は33得点。ラッセル・ウエストブルック(32)は19得点、11リバウンド、7アシストを記録したが、自己ワーストの成功率(64・1%)となっているフリースローは8本中、第4Qの3本を含めて4本を失敗した。

 ラプターズを解雇されたあとウィザーズと契約したセンターのアレックス・レン(27)は6分で無得点に終わり、10日間契約を交わして戦列に加わったフォワードのジョーダン・ベル(26)は14分で4得点。ウィザーズは過去12戦の第4Qにおけるスコアが28・1―31・8と相手チームより3点以上少なかったが、この日も5点差のビハインドで迎えた大詰めで18―32と水を開けられた。チームの3点シュートの成功率も19・2%(26本中5本)と低迷。21回のターンオーバーで24点を失うなどミスの目立つ試合となった。

 ロケッツは3連敗のあと3連勝を飾って7勝9敗。3季連続で得点王となったジェームズ・ハーデン(31)をネッツに放出してからは4勝3敗となった。ウエストブルックとのトレードでウィザーズから移籍してきたジョン・ウォール(30)はデビューから9季在籍した古巣相手に24分でチーム最多の24得点をマーク。4球団が絡んだハーデンとのトレードでペイサーズから移籍してきたビクター・オラディーポ(28)は20得点、ベンチから出たエリック・ゴードン(32)も同じく20得点を挙げてウィザーズを振り切った。

 ウィザーズは27日にニューオーリンズ(ルイジアナ州)で3連敗中のペリカンズ(5勝10敗)と対戦する。

 なおカワイ・レナード(29)とポール・ジョージ(30)の主力2人が感染規定の管理下に置かれたクリッパーズは敵地アトランタ(ジョージア州)でホークスと対戦したが、99―108(前半48―43)で敗れて13勝5敗。連勝は7でストップした。

 一方、ジャズは地元ソルトレイクシティー(ユタ州)でニックスを108―94(前半46―59)で下して13勝4敗。9連勝を飾ってクリッパーズと入れ替わって西地区全体の2位に浮上した。

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