レスリング協会高田専務理事を降格処分 コーチ報酬不適切流用問題で

[ 2021年1月27日 22:19 ]

日本レスリング協会専務理事の高田裕司氏
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 日本レスリング協会は27日、オンラインで臨時理事会を開き、代表コーチらに国などから支払われた報酬の一部を協会に寄付させていた問題で、不適切な会計処理をした責任として、寄付を発案した高田裕司専務理事(66、副会長兼務)の役職解任と理事降格の処分を決めた。

 調査した日本協会の弁護士によると、2009年から約3年間、当時の強化本部長の高田氏の発案で16人のコーチから約1400万円を集めたという。寄付は「実質的に強制に近い部分があった」とされ、関係者への記念品の購入費や海外遠征の慰労会などに使用。協会にも適切な収支報告は行われていなかった。返済については残った寄付金と高田氏を含む現理事から任意で募り原資にするとした。また再発防止策として、講習の義務化や寄付金の取り扱いを明文化する方針。

 昨年4月に日本オリンピック委員会(JOC)に告発文が届き、今回の問題が発覚。日本協会は12月にJOCに報告書を提出している。

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