渋野日向子に聞く ボギーなしに「パーパット決められた」もぐもぐ6回「おなかが減ると集中力減る」

[ 2020年11月8日 20:06 ]

日本女子プロゴルフツアー「TOTOジャパンクラシック」(スポーツニッポン新聞社主催)最終日 ( 2020年11月8日    茨城・太平洋クラブ美野里C=6554ヤード、パー72 )

<TOTOジャパンクラシック最終日>4番、第2打を放ち笑顔の渋野日向子(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 28位から出た渋野日向子(21=サントリー)は2バーディー、ボギーなしの70で回り、通算6アンダーの30位で大会を終えた。「ノーボギー」は昨年11月の大王製紙エリエール・レディース以来、約1年ぶり。しかし、バーディー合戦の中で2バーディーだけにとどまり「バーディーチャンスは何回もあった中で決めきれなかった。本当に情けない。何回繰り返すんだろうって感じです」と悔しさをにじませた。以下は渋野との一問一答。

 ――最終日を振り返って。
 「ショットに関しては縦距離もすごく合っていたので良くなったんじゃないかと思います。だから、パッティングが目立ちますよね」

 ――ボギーなしのラウンドで、前向きな要素は?
 「ショットに関しては本当に良かったので、ボギーを打つ要素がない1日だったかなと。(パットの面で)モヤモヤする中でもパーパットはしっかりと決められたのは良かったかなと思います」

 ――今日は“もぐもぐタイム”が6回あったが、意識的に食べていた?
 「めっちゃ食べてましたね(笑い)。意識的に食べていたところもあるんですけど、おなかが空きすぎて。おなかが減ると集中力が減って、私はリズムが早くなってしまうところがあって。そういうのを1、2日目で感じたので、気をつけて食べていました」

 ――バーディーを奪った9番でも食べるシーンがあった。
 「冷静を保つためにも食べた感じですけど、8割はおなかが空いてた感じ。何を食べた?チョコボールの抹茶味とグミです」

 ――第2日は100点満点で「3点」という自己評価だったが、今日は何点?
 「久しぶりにノーボギーで回れたので、5点くらいにしておきます」

 ――悔しさはある中でも、前に進めている?
 「それだけパッティングで悔しい思いをするということは、ショットがすごく良かったという風にも捉えられるので。ポジティブに考えていかないといけないですね」

 ――次戦以降に向けては。
 「この3日間はショットが悪いなりに頑張れていたと思うので、そこを残り3試合に生かして。パッティングは自分のラインだったりストロークを今まで以上に意識したいと思います」

続きを表示

この記事のフォト

2020年11月8日のニュース