出産から復帰した若林、最多バーディー賞で3位　ママさんVの条件は…

日本女子プロゴルフツアー「TOTOジャパンクラシック」（スポーツニッポン新聞社主催）最終日 （ 2020年11月8日    茨城・太平洋クラブ美野里C＝6554ヤード、パー72 ）

若林舞衣子
Photo By スポニチ

　ママさんプロの若林舞衣子（32＝ヨネックス）が今大会の3日間で通算20個のバーディーを奪い最多バーディー賞を手にした。

　16、18番でいずれも7メートルの難しい距離を沈め、最終日を3連続バーディーで締めくくった。出だしの1番はボギーだったが、そこから盛り返しバーディー8つ、ボギー2つの66で回り、通算14アンダーで3位に入った。

　今季は8月のNEC軽井沢72で2位に入っているいるが、それ以来のベスト10フィニッシュを決めた。

　「1番でボギーを叩きましたが、気持ちを切らさず出来たのが良かったです」と表情を緩ませた。

　昨年4月に長男・龍之介くんを出産。今年からツアーに復帰し4試合で予選落ちを喫したものの、今週は復調ムードを感じさせるゴルフを見せた。

　復帰後の目標は「ママさん優勝」。「もっとショートパットを克服しないと優勝はないですね。もう少しショートパットを練習して自信をつけたいと思います」と話していた。