尾車事業部長 白鵬、鶴竜に苦言「次は進退懸けて出てこないと」

[ 2020年11月8日 05:30 ]

尾車事業部長(元大関・琴風)
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 日本相撲協会の東京開催の責任者、尾車事業部長(元大関・琴風)が報道陣の電話取材に応じ、秋場所に続いて今場所も初日から休場する白鵬、鶴竜の両横綱について、「進退を懸けて出てこなければ駄目じゃないですかね。それぐらいの気持ちを持って、次(初場所)は出てくることになるんじゃないですか」と厳しく指摘した。

 今場所は9月の秋場所から2倍の上限約5000人の観客を入れて実施する。親方や力士ら協会員に新型コロナウイルス感染者が出た場合、場所の継続は感染症専門家と協議の上で判断すると明言。尾車部長は「すぐに打ち切りということは決めていない。その都度、ご相談して決めていくことになる。こちらが勝手に決めることはない」とし、専門家が途中で中止の判断を下した場合は従う見通しを示した。

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2020年11月8日のニュース