渋野日向子 今季初60台も自己評価「3点」 スライスラインの反復練習で“復活”期す

[ 2020年11月8日 05:30 ]

女子プロゴルフツアー スポニチ主催TOTOジャパンクラシック第2日 ( 2020年11月7日    茨城県 太平洋クラブ美野里C=6554ヤード、パー72 )

3番、バーディーを奪い笑顔で古賀雄二キャディー(左)とグータッチする渋野(撮影・沢田 明徳)
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 大会前に「結果より内容にこだわる」と宣言した渋野日向子。日本ツアーでは今季初の60台となる69をマークして38位から28位に順位を上げても、自己評価は厳しかった。

 「日本で今年初めて60台で回れたのは良かったと思うんですけど、内容的に見てパターで自分のしたくないミスをしたので。100点満点で言うと3点です」

 悔しがったのが、3メートル前後のチャンスを多く外したこと。「ほぼ、私の凄い嫌な外し方だった」。インから出ると12番で3メートル、16番で2メートル、最終9番でも2・5メートルを決められなかった。ただ、ショット面では復調の気配がある。朝の練習で初めて測定機器を使い、アイアンの飛距離を確認。3番パー3で第1打を3メートルにつけ、4番パー4では第2打を2メートルに寄せて連続バーディーを奪った。

 「結果的には前に進んでいないと言ったら、かなり欲深いので(笑い)。1ミリ進めたと思えたらいいのかな」。練習グリーンへと直行し、スライスラインの練習を繰り返す姿に復活への思いがにじんだ。

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2020年11月8日のニュース