目黒学院3年ぶり花園へ トンガ留学生ポルテレが強烈トライ ラグビー全国高校大会東京都予選

[ 2020年11月8日 18:28 ]

ラグビー全国高校大会東京都予選決勝   目黒学院47―5本郷 ( 2020年11月8日    秩父宮 )

<目黒学院・本郷>花園行きを決め歓喜する目黒学院フィフティーン(撮影・久冨木 修)
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 第1地区は全国制覇5度を誇る目黒学院が47―5で本郷を破り、3年ぶり19度目の全国大会出場を決めた。

 近年は積極的に留学生を受け入れ、19年W杯日本代表メンバーのWTBアタアタ・モエアキオラ(神戸製鋼)も輩出した目黒学院は、この日も留学生が気を吐いた。特に強いインパクトを残したのが、開始1分で先制トライを挙げたトンガ出身の右プロップ、シオネ・ポルテレ(2年)だ。

 敵陣左のラインアウト時に、プロップながら右タッチライン際で待機。パスが渡ると、1メートル85、106キロの恵まれた体格を弾丸のごとく飛ばして、一気にインゴールまで走りきった。その他の場面でも、スクラム以外はおよそプロップとは思えないスピードと奔放なプレーを披露。竹内圭介監督も「ノックオンがあったり、ラインの外に出たり、スケールが大きすぎて私には理解できません」と苦笑いして活躍を称えた。

 今年2月には東京都新人大会を制覇。その後の全国選抜大会などは新型コロナウイルスの影響で中止となったが、花園切符を獲得し、待ちに待った全国の舞台へ乗り込む。

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2020年11月8日のニュース