ファイナルは名勝負数え唄!関学大と立命大が準決勝を勝ち、甲子園ボウル出場懸け28日に激突

[ 2020年11月8日 17:07 ]

関西学生アメリカンフットボール1部秋季トーナメント準決勝   関学大35―14神大、立命大24―14関大 ( 2020年11月8日    神戸市王子スタジアム )

<関学大・神戸大>第2Q、パスを出し、関学大WR・鈴木海のタッチダウンにつなげるQB・奧野(撮影・坂田 高浩)
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 史上初のトーナメントでも、やはり最終決戦は宿命のライバルによる「名勝負数え唄」に決まった。準決勝第1試合では、立命大と11年ぶりの甲子園ボウル出場を狙う関大が対戦。先制を許しても、地力のある立命大は慌てない。第2Q途中からエースQB野沢研(3年)が登場し、ドライブが進み始めた。6点を追う同8分45秒に、TDパスとTFPで逆転。11分21秒にも、野沢→WR木村和喜(4年)のホットラインで加点した。後半になると、ディフェンスが関大のオフェンスをオーバーパワー。昨年リーグ戦で苦杯を喫した相手にリベンジした。

 神大と第2試合で顔を合わせた関学大も、本来の実力を発揮した。RB前田公昭(3年)がいきなり2TD。その後、パントリターンTDなどで追い上げを許したものの、QB奥野耕世(4年)のTDパスなどで突き放し、大村和輝監督のもとで順当にファイナルへ駒を進めた。

 秋の風物詩ともいえる両雄の決戦は28日。有観客開催を目指す万博記念陸上競技場で、雌雄を決する。

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2020年11月8日のニュース