安藤 五輪逃すも復活2位!一山とワコール勢でワンツー・フィニッシュ

[ 2020年3月9日 05:30 ]

名古屋ウィメンズマラソン ( 2020年3月8日    ナゴヤドーム発着 )

<名古屋ウィメンズマラソン>レースを終え、安藤友香(左)と労いあう一山麻緒(撮影・椎名 航)
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 戦略家のワコール永山忠幸監督(60)は「チーム全体で勝ち取った優勝」だと胸を張った。福士を育て、トラックの女王からマラソンのトップランナーへ導いた。そのノウハウを、一山に注ぎ込んだことが、シンデレラ誕生につながった。

 「彼女の成功例、失敗例が私の中のスキルアップにつながった」
 2位に入った安藤の存在も忘れてはいけない。17年大会で初マラソン日本最高、当時の日本歴代4位の記録を樹立した実力者は、19年2月にスズキ浜松ACから移籍。一山には、安藤のその記録を初マラソンから意識させた。手塩にかけて育てられた教え子は、「凄い環境で過ごせている」と2人から刺激を受けて頭角を表した。

 順風満帆だったわけではない。一山の素質を見込みながら「これまで1等賞を取らせたことがなかった」と開花が遅れたことを悔いる。結果が出ない時期に責めたことがあり「頭ごなしの指導で、“なんで、なんで”という言葉が出て、かみ合わない部分があった」と打ち明けた。

 この日は、自己記録が速いアフリカ勢よりも先に仕掛けるべく30キロでスパートさせた。作戦は当たってぶっちぎりV。低迷が続いていた安藤は、復活ののろしを上げた。強豪ワコールという土壌で、福士の後継者が着実に育っている。

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