乙黒圭 兄弟五輪決めた!組み手でペース 弟、拓斗と「2人で金メダルを」

[ 2020年3月9日 05:30 ]

レスリング東京五輪代表決定プレーオフ・男子フリースタイル74キロ   乙黒圭5―2奥井 ( 2020年3月8日    東京都・味の素ナショナルトレーニングセンター )

<東京五輪代表決定プレーオフ>奥井真生(下)を押さえ込む乙黒圭祐(C)JWF/Sachiko HOTAKA
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 男子フリースタイル74キロ級の乙黒圭が、18年世界選手権同65キロ級王者の弟、拓斗との兄弟代表を決めた。12年ロンドン大会に双子で出場した湯元健一、進一以来の兄弟五輪を実現し「小さい頃に2人で立てた五輪出場の目標を達成できた」と充実感をにじませた。

 家族でつかんだ切符だ。1―0で迎えた後半、素早く背後に回って2点を加えると「試合前に父(正也さん)と話し、これが決まるかも」と考えていた技で体を返し、5―0として勝負を決めた。試合前日には弟と手合わせし「自分の強みを出せば負けない」と背中を押され、この日はその言葉通りに持ち味の組み手で試合のペースを握った。

 昨年、70キロ級から階級を上げた直後は結果が出なかったが「一つ一つ落ち着いて、照準を合わせてやってきた」と地道な取り組みが実った。本番へ向け「2人で金メダルを獲れるようにしたい」と乙黒家の悲願達成を誓った。

 ◆乙黒 圭祐(おとぐろ・けいすけ)1996年(平8)11月16日生まれ、山梨県笛吹市出身の23歳。帝京高―山梨学院大。父の影響で5歳から山梨ジュニアで競技を始める。中学2年で上京してエリートアカデミーに入校。15年に全日本選手権で初優勝。18年世界選手権代表。弟・拓斗は18年世界王者。1メートル76。

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