ラグビートップリーグ薬物休止 太田チェアマン「反論なかった」「再開延びる可能性も」

[ 2020年3月9日 17:54 ]

9日に会見し、3月中の開催を中止すると発表したラグビートップリーグ・太田チェアマン(撮影・尾崎 有希)
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 日本ラグビー協会は9日、東京都内で会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大のために公式戦日程を延期しているトップリーグ(TL)について、3月中の全24試合を中止すると発表した。当初は14、15日の第9節から再開予定だったが、今月4日に日野所属の選手が違法薬物使用容疑で逮捕されたことにより、コンプライアンスに重大な欠陥が生じたとして、今回の決定に至った。

 開催中止となる試合は、14、15日の第9節、21、22日の第7節代替開催、28、29日の第10節の計24試合。すでに販売分のチケットの払い戻しや、開催休止に伴う勝ち点の扱いなどは、決定次第発表する。

 太田チェアマンの会見での主なやり取りは以下の通り。

 ―中止決定の経緯は。
 「基本的には(森重隆)会長、(岩渕健輔)専務理事と相談した上で、最終的に規約にのっとって私が決定した」

 ―3週間でどのようなコンプライアンス教育を行うのか。
 「各チームと最終的な協議をして決める。再度のチームミーティングや個別ヒアリングを実施して、再発防止策をチーム、リーグと一緒になって決めたい」

 ―全選手への薬物検査は実施するのか。
 「視野に入れて考えたい」

 ―今回の決定、新型コロナウイルスの影響はあるのか。
 「基本的にコンプライアンスの問題。コロナと切り離して考えている」

 ―なぜ他の全チームにも連帯責任を負わせる判断になったのか。
 「(同じ)年度内に複数チームから逮捕者が出た。今回のことだけで考えたわけではない。ラグビー選手イコール薬物みたいなイメージを早く払しょくして、正常な段階で再開したいという強い思いでの決断」

 ―中止に伴う損害賠償は。
 「(昨年)6月の時も当該チームとやり取りした。今後詰めていく」

 ―各チームの中止決定への反応は。
 「とにかく信頼回復をしないといけないと言っていたチームがあった。特に反論的なことはなかった」

 ―リーグ再開の可否の判断は。
 「3月末だが、ある意味、(正常化の)証明が遅れれば、延びる可能性もある」

 ―21年秋スタートの新リーグに与える影響は。
 「こういうことが起きないような体制、規定を整備しないといけない。(スタート時期の延期は)まだそこまでは考えていない」

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