ウィザーズは敵地マイアミで惜敗 ビール38得点も延長で涙 ヒートはホームで21戦20勝

[ 2020年1月23日 12:23 ]

ビールが決めたシュートに歓喜するベンチにいた八村(AP)
Photo By AP

 NBAウィザーズは22日、敵地マイアミ(フロリダ州)で東地区全体2位のヒートに延長の末に129-134(前半50―69、延長)で敗れて14勝29敗。20日にワシントンDCで行われたピストンズ戦では6点差で勝ち、マイアミでも強敵を追い込んだが、あと一歩およばなかった。

 ウィザーズは試合開始から3分14秒間もノースコアという精彩を欠いた滑り出し。前半途中では最大21点差のビハインドとなった。それでも第4Qに入ると猛反撃。109―115からブラドリー・ビール(26)の3連続シュートなどで残り1分35秒には118―115と3点のリードを奪った。しかし残り35・7秒、ヒートのジェームズ・ジョンソン(32)に左サイドのベースライン際から3点シュートを決められて同点。延長では5点を先取されて流れを変えることはできなかった。

 八村塁(21)は18試合連続の欠場。ビールは38得点、ベンチから出たダビス・バターン(27)が24得点を稼いだものの、同じ東地区サウスイーストに所属するディビジョン首位のヒートに対しては今季1勝2敗となった。

 ヒートは前日のキングス戦を含め、ホームで2試合連続の延長戦を制して31勝13敗。延長は今季8戦全勝で、この試合で24得点と10アシストを稼いだジミー・バトラー(30)が延長だけでフリースローを8本中7本を成功させて9得点を挙げてチームを勝利に導いた。

 ドラフト全体13番目に指名されたシューティング・ガードのタイラー・ヒーロ(20はチームの新人記録となる7本の3点シュート(試投9本)を成功させて25得点をマーク。ヒートはロードでは11勝12敗ながら、地元マイアミでは20勝1敗で、昨年12月13日にレイカーズに110―113で敗れた以外、ホームコートの「アメリカン・エアラインズ・アリーナ」では抜群の強さを発揮している。

 ウィザーズはロードでは今季5勝18敗。23日(日本時間24日)にはマイアミから1750キロ「北」に離れたクリーブランド(オハイオ州)でキャバリアーズと対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2020年1月23日のニュース