【松岡修造の目】大坂なおみ 成長示した「100点」あげてもいい試合

[ 2020年1月23日 07:45 ]

テニス全豪オープン第3日 ( 2020年1月22日    オーストラリア・メルボルンパーク )

全豪オープン女子シングルス2回戦に登場した大坂(AP)
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 変な言い方になるが、優勝することを考えれば、100点をあげてもいい試合だと思う。サービスエースはなく、ストロークの凡ミスも多かった。テニスの出来は30点ぐらい。鄭賽賽は、なおみさんをイライラゾーンに持っていくプレーをしていた。強風の中、相手のスライスもあり、完全なテニスをするのは不可能に近い。ラケットを投げて、蹴って、あそこまでイライラしても、自分を変えられてストレートで勝てたのは成長の証だ。

 グラフ(4大大会で22回優勝)ぐらいの選手であれば、完璧な試合を重ねて勝ち上がれるが、まだ今のなおみさんにはできない。一つ一つ段階を踏んでいる中で優勝するためには、こういう試合が絶対に必要になる。ガウフは強打が武器で、鄭賽賽のようないやらしい選手ではない。なおみさんは相手のフォアの弱点も、勝ち方も知っている。嫌な相手に勝ちきったことで、3回戦ではとんでもない最高のテニスをする可能性もある。(スポーツキャスター)

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