紀平梨花6位スタート 3回転トーループ転倒 首位コストルナヤは世界新85・45点

[ 2019年12月7日 05:31 ]

フィギュアGPファイナル第2日 ( 2019年12月6日    イタリア・トリノ )

女子SP、演技をする紀平(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 女子のショートプログラム(SP)が行われ、昨季女王の紀平梨花(関大KFSC)は70・71点で6位スタートとなった。冒頭の3回転半(トリプルアクセル)をこらえて降りたが、2本目のコンビネーションの後半の3回転トーループで転倒。自己最高の83・97点を大きく下回った。

 首位はアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)で、自身の持つ世界記録を0・41点更新する85・45点を叩き出した。冒頭のトリプルアクセルを決めるなど完璧な内容だった。2位は79・60点の平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)、3位はアンナ・シェルバコワ(ロシア)が自己最高点を大きく更新する78・27点をマークした。

 4位はブレディー・テネル(米国)で72・20点、5位はアレクサンドラ・トルソワ(ロシア)で71・45点だった。

 女子フリーは日本時間8日4時55分から行われる。

 ▼紀平の話 体が全然動かなかった。今回のSPはすっごいしんどかった。体の状態を合わせにいけなかった。今回のミスは試合とか相手とかじゃなく(公式練習から本番までの)時間が開きすぎていて、調整が難しい試合だった。(4回転サルコーは)あした(7日)の練習によって決めたい。何とか巻き返したい。

続きを表示

この記事のフォト

2019年12月6日のニュース