羽生結弦SP2位「自分の実力不足」コーチ不在も言い訳せず

[ 2019年12月6日 06:52 ]

フィギュアスケート・GPファイナル第1日 ( 2019年12月5日    イタリア・トリノ )

<グランプリファイナル第1日>男子SP、演技を終えプーさんを優しくなでる羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)が行われ、3年ぶり5度目の優勝を狙う羽生結弦(ANA)は97・43点で2位発進となった。

 「秋によせて」の後半に、まさかの落とし穴が待っていた。4回転トーループの着氷が乱れ、3回転トーループとの連続ジャンプにできず。「力が入りすぎた。本番に出し切れなかった」。自身が保持するSP世界最高得点の110・53点には遠く及ばず、今季世界最高得点をマークしたネーサン・チェン(米国)とは12・95点の大差がついた。

 羽生の2つ前に滑ったチェンが、ハイスコアを叩き出したことは分かっていた。「もちろん、意識はあったし、ちゃんとやれば超えられる可能性はある。ちゃんとやろうというか、きれいな演技をすればいいや、と開き直れていた。それ(チェンの得点)が原因ではない」。ミスを誘発したのは、ライバルからのプレッシャーではなかった。

 今大会に帯同する予定だったジスラン・ブリアン・コーチは不在で、得点を待つキス&クライには1人で座った。チェンに遠く及ばないスコアが出ると、悔しそうに何度かうなずいた。コーチ不在が影響したのか。「それが原因でミスをしたとはまったく思っていない」と否定し、続けた。「いようがいまいが、あのミスは出た。自分の実力不足」と。

 首位のチェンとは12・95点差で、25歳の誕生日となる7日のフリーに臨む。「自分の演技だけではどうこう決まる結果ではないので。自分が何をすべきか、何ができるのかを考えないといけない」。4回転ルッツは「調子次第」と投入の可能性も。フリーは最終滑走・チェンの1つ前の5番目に滑る。5度目のファイナル制覇には完璧な演技が必要。逆襲の「Origin」で、ライバルにプレッシャーをかける。

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