ドラコンプロ・杉山美帆の飛距離アップレッスン “ダウンスイングでは左膝を伸ばそう!”

[ 2019年12月6日 12:00 ]

ダウンスイング時、左腰を回すために左膝を伸ばす杉山美帆プロ
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 今年の「日本ドラコン選手権」で309ヤードという驚異的な飛距離で優勝した杉山美帆プロの飛ばしレッスン。第6回目はダウンスイングについてです。杉山プロによれば、トップ・オブ・スイングで作った上半身と下半身の捻転差をキープしながら、ダウンスイングの切り返しを行うことが飛距離アップにつながると言います。その際、上半身の前傾角度と左膝の角度がポイントにるとのこと。どのように動かせばいいのか教えてもらいましょう。

 第4回でバックスイングについてレッスンしたとき、上半身と下半身の捻転差をつくることが大切だと言いました。飛ばしに必要なパワーを貯めることができるからです。仮に、上半身と下半身の捻転差がなければ、パワーを貯めることができず、飛距離は伸びません。

 ダウンスイングの切り返しでも、この捻転差がキーワードになります。上半身と下半身を同時に動かし始めると、せっかく貯めたパワーがあっという間に失ってしまうからです。インパクトを迎えるギリギリまでパワーを貯めながら、インパクトの瞬間に一気に放出してこそ、最大限の飛距離を得られると考えましょう。

 ポイントは、上半身の前傾角度と左膝の角度です。ダウンスイングの切り返しは腰を回すことから始めますが、このとき上半身が起き上がらないように、前傾角度をキープしておきます。さらに、左膝を伸ばすことによって、自動的に左腰が体の後ろ側に引く形になり、腰が先行したダウンスイングになります。上半身を捻転したまま腰を回すので、上半身と下半身の捻転差を失わず、パワーも逃しません。注意点は、左膝は伸ばしますが、膝の向きを変えないようにしましょう。

 この動きを身につけるには、次のドリルが有効です。まず、クラブをドライバーから9番アイアンに持ち替えます。上半身と下半身の捻転差を十分つくることを意識しながら、トップ・オブ・スイングまでクラブを上げ、3秒間静止します。その後、左膝を伸ばしながら腰を回していきましょう。最初は素振りで行い、慣れてきたら、実際ボールを打ってみます。

 トップ・オブ・スイングで3秒間止まることによって、ダウンスイングの切り返しをどこから始めたらいいのか理解できます。その感覚を身につけておけば、通常のスイングでも自然に左膝を伸ばし、腰から動かし始めやすくなります。また、上半身と下半身の捻転差をつくりやすくするためにも、ボールを打つ前に脇腹をしっかりと伸ばしておきましょう。

 ◆杉山 美帆(すぎやま・みほ)1989年(平元)2月3日生まれ、埼玉県出身の30歳。8歳でゴルフを始める。拓大紅陵高卒。15年ATPミニツアー賞金ランキング3位。ドラコン自己ベストは320ヤード。1メートル63、53キロ。レッスンや自身の活動をYouTube「美スイングゴルフ」で配信中。

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