錦織、鬼門の全米奇数年で初勝利「初めて?僕の人生で?」 相手棄権には複雑

[ 2019年8月27日 18:12 ]

全米オープン 男子シングルス1回戦   錦織圭―マルコ・トルンヘリティ ( 2019年8月26日    ニューヨーク )

第1セット、強烈なショットを放つ錦織圭(撮影・小海途 良幹)
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 わずか47分で試合を終えた錦織は、相手の棄権について問われると複雑そうに口を開いた。「早く終わればその方が体は助かりますけど…今一番欲しいのは自信なので。正直なところ、調子が良かったからもう少し試合勘や緊張感を味わいたかった」。前週までは右肘痛や体調不良も重なって2大会連続の初戦敗退。その「不安」はなくなっていた。

 第1ゲームをブレークすると4ゲームを連取して勢いに乗り、続く第2セットも圧倒。サーブに苦しむ場面も見られたが「自然に体が動いて、相手の強い部分も自分のテニスで封じられた。ほぼ全部良かったですね」と満足げに振り返った。

 14年に準優勝、16、18年は4強入りと相性が良い全米だが、実は08年の参戦から奇数年は今回が初勝利だ。意外な魔のジンクスに「初めて?僕の人生で?本当ですか?全く考えていなかった」と思わず苦笑い。前哨戦が不調だったことも昨年と重なり「逆に今年も大丈夫かなって、気楽に入れた」と明かした。

 ウィンブルドン選手権4回戦以来となる約1カ月半ぶりの1勝で自信は取り戻しつつある。「今は本当にフレッシュです」と体力も温存し、世界ランク108位のクラーン(米国)との2回戦を心身ともに万全の状態で迎える。

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