世界柔道男子73キロ級 大野将平が3大会ぶり3度目V 全試合一本勝ち

[ 2019年8月27日 21:10 ]

<2019世界柔道選手権3日目>男子73キロ級決勝、一本勝ちで優勝を決める大野=右(撮影・会津 智海)
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 柔道の世界選手権第3日は27日、東京・日本武道館で男女計2階級が行われ、2016年リオデジャネイロ五輪金メダルで男子73キロ級の大野将平(27=旭化成)が決勝でルスタム・オルジョフ(アゼルバイジャン)を下し、3大会ぶり3度目の優勝を全試合一本勝ちで果たした。

 15年大会以来の出場となった初戦の2回戦から4試合連続一本勝ち、準決勝はデニス・イアルチェフ(ロシア)と対戦し、残り14秒でともえ投げから技ありを取り、そのまま抑え込んで合わせ技一本で勝った。

 リオ五輪で大野に敗れて銀メダルだったオルジョフとの決勝は、1分過ぎに大野が鮮やかに内股で一本を決めた。

 ◆大野 将平(おおの・しょうへい)1992年(平4)2月3日、山口県山口市生まれの27歳。7歳で競技を始め、中学から柔道私塾・講道学舎に入門。天理大4年時にリオで開催された13年世界選手権に初出場し初優勝し、15年の世界選手権(カザフスタン・アスタナ=現ヌルスルタン)で2度目の優勝。旭化成所属。得意技は大外刈り、内股。

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