阿部詩が最強!決勝わずか30秒一本で連覇 ケルメンディも撃破し充実感

[ 2019年8月27日 05:30 ]

柔道世界選手権第2日 ( 2019年8月26日    東京・日本武道館 )

<世界柔道選手権>女子52キロ級決勝、阿部詩が金メダル(撮影・篠原岳夫)
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 女子52キロ級でようやく初対戦が実現したケルメンディを破り、阿部詩が2連覇を達成した。決勝前には兄・一二三が敗れる逆風にも見舞われたが、「周りの声もあり気持ちを切り替えることができた」。決勝はわずか30秒で一本。「ケルメンディ選手に勝てたことがうれしい」と充足感をにじませた。

 強じんなパワーを誇る五輪女王には左釣り手で何度も背中をとらえられたが、決定打を許さず延長戦に突入。「粘り強く隙があったら狙う意識があった」と延長3分すぎ、もつれ込んだところで寝技に持ち込み一本。2年前までは初心者レベルだった寝技で仕留め、「しんどくてくじけそうになったが、諦めずにいけた」。これで実績、勢いともに志々目を大きくリード。「次は東京オリンピックしか見ていない」。兄よりも先に夢舞台をはっきりと視界に捉えた。

 ◆阿部 詩(あべ・うた)2000年(平12)7月14日生まれ、兵庫県神戸市出身の19歳。5歳で柔道を始め、兵庫・夙川学院中で15年に全国中学校体育大会優勝。夙川学院高1年だった17年2月のグランプリ・デュッセルドルフをワールドツアー最年少となる16歳で制覇。昨年は世界選手権を初出場初優勝。得意技は内股、袖釣り込み腰。右組み。日体大1年。1メートル58。

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