荒磯親方、9・29断髪式へ「一日一日を楽しんでいる」 新ヘアスタイルは「スタンダードに」

[ 2019年8月27日 16:16 ]

荒磯親方(左)と佐ノ山親方は引退相撲の協力要請のため着物姿で力士会に登場
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 大相撲の秋場所後に引退相撲を控える荒磯親方(元横綱・稀勢の里)と佐ノ山親方(元幕内・里山)が27日、着物姿で両国国技館に現れ、力士会で関取衆に協力を要請した。引退相撲は佐ノ山親方が9月28日、荒磯親方は同29日で、いずれも両国国技館で行われる。2日続けての開催とあって、荒磯親方は「一生に1回の引退相撲。1日違いは何かの運命。一生の思い出になる」と話した。

 荒磯親方は佐ノ山親方から、引退相撲の後のパーティーへの招待を受けていたようだが、「断髪していただきたいと言われたので。そこが(自分の引退相撲の前の)最後のまげ姿になる」と佐ノ山親方の引退相撲で行われる断髪式に参加することを宣言。佐ノ山親方は「初めて聞いた」と驚きながらも「うれしい。光栄」と喜んでいた。

 荒磯親方は自身の断髪式について「まげがなくなると力士の最後なので寂しい。今は一日一日を楽しんでいる」と話した。断髪後の新たなヘアスタイルは「これから美容院の人と打ち合わせする。スタンダードになると思う」という。最後の横綱土俵入りについては「激やせすると(綱が)締まらなくなるから」と話し、当日まで現役時代と遜色のない体をキープする考えだ。

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2019年8月27日のニュース