双子の貴ノ富士 白星スタート「体がパキパキになるくらいやりましから」

[ 2019年7月7日 16:17 ]

大相撲名古屋場所初日 ( 2019年7月7日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所初日>貴ノ富士寄り切りで竜虎(左)を破る(撮影・岩崎 哲也)
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 十両に復帰した双子力士の貴ノ富士(22=千賀ノ浦部屋)が竜虎を寄り切り、白星スタートを切った。立ち合いから力強く前に出て、まわしを引いて落ち着いて寄り切り。「初日だったので軽く緊張していましたけど、自分の相撲だけに集中できました。めちゃめちゃ集中できました」と表情を緩ませた。

 2場所ぶり3度目の十両。過去2場所は初日に敗れ、その後も流れに乗りきれず最終的に陥落。しかし、今場所はその苦い経験を生かし精神的に成長。さらに場所前の稽古も「しっかりできたのでスタミナもついた。体も今までで一番重くなった。しっかり計っていないけど、162キロ以上はある。でも無駄に重く感じない。いい感じです。(稽古で)体がパキパキになるくらいやりましから」と手応えを口にする。

 今場所は新入幕の弟・貴源治とともに活躍が期待される。

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2019年7月7日のニュース