ペリカンズ比江島と一問一答 八村との同時オンコートには「とても光栄」

[ 2019年7月7日 15:52 ]

比江島慎
Photo By スポニチ

 NBAサマーリーグにペリカンズの一員として参加している比江島慎(28)が6日(日本時間7日)はラスベガスで行われたウィザーズ戦に途中出場。5分間のプレーでフィールドゴール(FG)を2本(いずれも3点シュート)放ったがどちらも決められず2戦連続で無得点に終わった。それでも第2Qにはウィザーズの八村塁(21)と同時にコートに立ち、NBAでの日本人対決が実現した。

 試合後の比江島との一問一答は次のとおり。

 ――八村と同じコートに立った。

 「2人でこのコートに立てたってことは本当に光栄に思います。その分、自分も活躍したかったですけど、なかなかうまくいかなかったですけど、でも塁はしっかりやってたと思うので、それは良かったです」

 ――アグレッシブにいきたいと言っていたとおり、シュートを打っていたが。

 「シュートを打たないことには本当に始まらないと思ったんで、まず出たらとりあえず打とうかなと思っていたんで、そこはできたと思うんですけど、でもああいう数少ないチャンスを決めていかないと出場時間は減っていくと思うんで、また次チャンスがもらえるのであれば、絶対決めたいなと思います」

 ――(ドラフト全体1位指名の)ザイオン(ウィリアムソン)はもう出ないということだったが、チーム内ではどんな話がされたのか。

 「ザイオンが出れなくなったとしてもチームがやりたいことっていうのは、激しいディフェンスから早い展開でいくっていうのは変わらないので、そのへんはしっかりやっていこうっていう話がありました」

 「もちろん、出るからには本当に全力といいますか、どこでも気を抜かず、やらなければいけないっていうのは思っていたので、もっともっといけるかなっていうのは思っています」

 ――今後、得たチャンスで積極的に行く感じか。

 「そうですね、もっとガンガンいきたいと思うんですけど、もっと余裕を持ってと言いますか、ちょっと慌てているっていうのを自分でも感じたので、本当に落ち着いて積極的に、というのを心がけていきたいと思います」

 ――空気感には慣れてきたか。

 「まあ、そうですね。いやでも、きのうよりは慣れたかなというのは思うんですけど、でもまだまだちょっと、ちょっとあるんですけど、もうそんなことは言ってられないですし、本当に切り替えてやりたいなと思います」

 ――大舞台は経験していると思うが、それでも緊張はするか。

 「いやー、また違いますね、独特の雰囲気と言いますか。本当に最高峰のNBAがかかわっているサマーリーグなので、どうしても慣れないっていうのは正直あるんですけど、はい」

 ――ベンチに戻る時にコーチから声をかけられていたが。

 「あれはタイムアウト明けで自分のプレーをつくってくれたのに、もっとしっかり最初にシュートを狙えって言われて、まあ、あのもらい方がシュートを打つもらい方じゃなかったので、そこらへんの注意を受けました」

 ――米国でどういった形で貢献できると思うか。

 「チームからシュートを求められているので、そこはできるかなと思いますし、でもまあ、自分の持ち味はシュートだけじゃなくドライブっていうのもあるんで、シュートを狙いつつドライブをしていきたいなと思っているんですけど、そこらへんができればいいなと思います」

続きを表示

2019年7月7日のニュース