御嶽海 名古屋場所2連覇へ吉兆「今年も出ました」ムカデ出現!

[ 2019年7月7日 05:00 ]

7日初日 大相撲名古屋場所

土俵祭後にサインに応じる御嶽海(中央)
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 名古屋場所2連覇へ、吉兆が見えた!?初日を控え、関脇・御嶽海が「今年も出ましたよ。験担ぎかな」と頬を緩めた。

 愛知県犬山市にある出羽海部屋宿舎は豊かな自然に囲まれており、昨年は入門4年目にして初めて宿舎でムカデを見た。後退できず、前進あるのみという体の構造から勝負事では縁起のいい生き物とされる。戦国武将の武田信玄は伝令役を“ムカデ衆”と名付けたほど。今年も吉兆に遭遇し「(エサとして)鶏肉をあげている」と冗談めかした。名古屋入り後は時津風部屋へ出向き正代らとの申し合いで「体をしっかり動かしてきた」。仕上がりは上々だ。

 師匠が戻るまで土俵を盛り上げる使命も感じている。名古屋場所担当部長でもある出羽海親方(元幕内。小城ノ花)が4日朝稽古中に倒れ、AED(自動体外式除細動器)講習を受けている力士らの迅速な対応により蘇生した。搬送された犬山市内の病院から既に退院し、復帰へリハビリ中。御嶽海は気迫の相撲で励ますつもりだ。

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2019年7月7日のニュース