石川遼 第3R終え首位と4差の6位 勝負の最終ラウンドへ

[ 2019年7月7日 12:20 ]

男子ゴルフ 日本プロ選手権 ( 2019年7月7日    鹿児島県いぶすきGC=7150ヤード、パー70 )

 男子ゴルフのメジャー第2戦となる日本プロ選手権は7日、鹿児島県のいぶすきGCで第3ラウンドと最終ラウンドがスタートした。首位タイから出た石川遼(27=CASIO)は6バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの71。第3ラウンドの18ホールを終えた時点で、首位と4打差の通算9アンダーの6位となった。

 快晴の鹿児島・いぶすきGC。石川は最終組でスタートすると、出だしの1番パー4で第2打をピン手前につけてバーディー発進。3番ではピン奥8メートルのチャンスを沈めて幸先の良いスタートを切った。しかし、4番でボギーをたたくと5、6番と痛恨の連続ダブルボギー。後半に入っても11、12番を連続ボギーとし、12ホールで5オーバーまでスコアを落とした。

 嫌な流れとなるも、ここから粘りをみせる。13番パー4では残り149ヤードの第2打が、ワンバウンドでピンの根元に当たるスーパーショットでバーディー。16番からは3連続バーディーで締め、一気に盛り返した。

 大会は九州地方を中心とした大雨の影響で開幕が1日遅れたため、7日に36ホールを実施。第3ラウンドの18ホールを回り終えた石川は、30分強の休憩をはさんで勝負の最終ラウンドへと向かう。16年以来の復活Vを初のメジャー制覇で飾れるか、注目が集まる。

 第3ラウンドを終えた時点で、通算13アンダーの首位には時松隆光(25=筑紫ヶ丘GC)。1打差の2位には松原大輔(24=フリー)、黄重坤(27=韓国)がつけている。

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2019年7月7日のニュース