ウォリアーズが白星発進  カリーが3点シュートの歴代最多記録を樹立

[ 2019年4月14日 14:18 ]

プレーオフでの3点シュート最多記録を樹立したウォリアーズのカリー(AP)
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 NBAの西地区プレーオフでは、ファイナル3連覇を狙うウォリアーズが地元オークランドで8位のクリッパーズを121―104(前半69―56)で下して白星発進。ステフィン・カリー(30)が3点シュートを12本中8本成功させ、38得点とプレーオフ自己最多となる15リバウンドを稼いで勝利に貢献した。

 カリーのプレーオフでの3点シュートの成功は通算で386本となり、レイ・アレン(ヒートほか)が保持していた歴代最多記録(385本)を1本更新。アレンが171試合で樹立したNBA記録を91試合目で追い抜いていった。

 この試合ではウォリアーズのケビン・デュラント(30)とクリッパーズのパトリック・ビバリー(30)が前半からののしり合いを演じ、デュラントがビバリーを押し倒した第4Qの残り4分41秒、再びもみあった両者に2度目のテクニカル・ファウルがコールされてともに退場処分となった。

 西地区2位のナゲッツは地元デンバーで7位のスパーズと対戦。センターのニコラ・ヨキッチ(24)が10得点、14リバウンド、14アシストをマークし、プレーオフの自身デビュー戦でトリプルダブルを達成したが、96―101(前半51―59)で敗れて初戦は黒星となった。

 ナゲッツは6季ぶりにポストシーズンに駒を進めたが、22季連続でプレーオフ進出を果たしたスパーズの“経験値”に屈した形。先発5人は2ケタ得点を記録したが、同点を狙った最後のプレーで、ガードのジャマール・マーリー(22)がシュートを打つ前にスパーズのデリック・ホワイト(24)にドリブルしていたボールをスティールされて試合終了のブザーが鳴った。

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