貴公俊が付け人に暴行 春日野広報部長「2〜3発殴ったと」

[ 2018年3月18日 19:13 ]

十両土俵入りをする貴公俊(手前)
Photo By スポニチ

 大相撲春場所で新たな暴力問題が発生した。新十両の貴公俊(貴乃花部屋)が取組後の支度部屋で付け人を素手で数発殴ったという。殴られた側は流血して周囲は騒然。日本相撲協会は9日目に加害者である貴公俊から事実確認する方針だ。以下、春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)との一問一答。

 ――支度部屋で貴公俊が暴力を振るったということは聞いているか?

「聞いて言います。ですけど、これははっきりした事実を私たちも把握できていないので、発表するまでもないというか、そこまで至っていないというかそういう形です」

 ――調査はする予定なのか。

「もちろんします。それで被害者と加害者というか、やった方とやられた方は分かっていますので、そこらへんの対処はあした話す機会を設けて、それでどう対処するか話をする。私の方で発表の全部をする準備はまだできていない。今後やっていきたいと思います」

 ――境川審判長がその後、役員室に入っていった。

「境川審判長がテレビで怒っていたから、なんだったのかと。そしたら(土俵に)入るのが遅いというのは土俵下から注意したと聞いています」

 ――それの報告だったのか。

「そうですね。どういうことになったのかは境川審判長から聞いています」

 ――現時点で双方から話しは聞けてないのか。

「師匠は連絡したけど(最初は)つながらなかった。折り返し(電話が)かかってきましたから事実を伝えました」

 ――貴乃花部屋として対応はあるのか。

「まだ何とも言えないじゃない。だって(師匠が)本人とも会ってないみたいだし。顔合わせて話すことじゃないですか」

 ――貴公俊が取組後に先発事務所(関係者室)に来た時はどんな話しをした?

「殴られたの?殴ったの?という、まあ2〜3発殴ったというのかな。だけど、そこはまだ確実…。逆にみなさんの方が支度部屋の近くにいたから(分かっているのでは?)。それをある程度調べて、あした話し合いにして(今後の対応を)決めたいと思います。いろんな話しを」

 ――貴公俊は今場所出続けるのか?

 「まだ分かりません。あしたの。いまの時点では何もできないと思います」

続きを表示

2018年3月18日のニュース