藤沢&山口“フジヤマ”VS吉田知&清水“てっちな”で夢対決実現

[ 2018年3月18日 05:30 ]

カーリング全農日本混合ダブルス選手権第4日 ( 2018年3月17日    青森・みちぎんドリームスタジアム )

日本混合ダブルスカーリング選手権第4日 自身のショットが決まり、山口とハイタッチする藤沢
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 夢対決が実現する。平昌五輪の女子で銅メダルを獲得したLS北見の藤沢五月(26)と同五輪男子8位、SC軽井沢クの山口剛史(33)組、吉田知那美(26)清水徹郎(30)組が18日の準決勝で激突することになった。吉田夕梨花(24)両角友佑(33)組は1次リーグで敗退した。

 カーリングへの注目をさらに高めるため、最高の舞台が整った。藤沢・山口組と吉田知・清水組のLS北見・SC軽井沢クの五輪代表同僚対決が準決勝で実現する。

 藤沢と山口の“フジヤマ”は今大会無敵の6戦全勝。この日の1次リーグ最終戦で藤沢は好ショットにガッツポーズを繰り出し、山口は雄叫びを上げた。「試合をやるごとに調子が上がっている」と藤沢。同僚対決が決まる前から、2人は心の準備をしていた。山口は「チームメートとやると勝ちたい気持ちが強くなるけど、自分たちに意識を向けること」と説明する。

 吉田知と清水の“てっちな”は崖っ縁から復活した。負けると1次リーグ敗退が決まる状況で2勝し、プレーオフでは吉田知の妹・夕梨花を下した妹背牛(もせうし)協会を撃破。吉田知は、「うちの藤沢はめちゃ強い。世界一」とした上で、「相手を見ずに自分のパフォーマンスに集中したい」と決戦を見据えた。

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