峰崎部屋で暴力事件!日馬暴力事件発覚後にも…相撲協会が発表

[ 2018年3月18日 18:37 ]

峰崎親方
Photo By スポニチ

 日本相撲協会の春日野広報部長(元関脇・栃乃和歌)は春場所8日目終了後に会見し、昨年9月末から今年1月にかけて峰崎部屋で暴力事件が起きていたことを発表した。兄弟子が弟弟子に対して4回にわたり素手で殴るなどの暴力を振るっていたという。そのうち2回は元横綱・日馬富士の暴力事件発覚後に起きていた。

 弟弟子はその後、引退し、1月末になり父親が師匠の峰崎親方(元幕内・三杉磯)に引退した理由などを書いた手紙を送り付けた。双方とも師匠への報告をしていなかったため、暴力事件が部屋で起きていたことがこの時点で判明、師匠は加害者である兄弟子に確認すると事実を認めた。

 当事者間で示談協議を進めていたことから、当面は公表を控えていたが、示談が成立したため公表するに至った。協会は再発防止委員会に報告し、今後、加害者である兄弟子の処分を決定する予定。暴行問題が非難される中で行われた点が重視される。

 この兄弟子は今場所、土俵に上がっている。示談が成立していたから相撲を取っているのかと問われた春日野広報部長は「そうです」と答えた。

続きを表示

2018年3月18日のニュース