大坂 現役の世界1位経験者10人中5人撃破、残るはセリーナら

[ 2018年3月18日 08:23 ]

テニス BNPパリバ・オープン女子シングルス準決勝   大坂6―3、6―0ハレプ ( 2018年3月16日    米カリフォルニア州インディアンウェルズ )

テニスBNPパリバ・オープン女子シングルス準決勝 ハレプに勝利し、喜ぶ大坂
Photo By ゲッティ=共同

 世界ランキング44位の大坂なおみ(20=日清食品)が世界No・1を一蹴した。第1シードで世界1位のシモナ・ハレプ(26=ルーマニア)に第1セット途中から9ゲームを連取。6―3、6―0のわずか64分で撃破した。日本女子で世界1位に勝ったのは伊達公子以来、2人目となる。

 大坂は現役の世界1位経験者10人中、これで5人を撃破したことになる。今大会でシャラポワ、プリスコバ、ハレプに勝利。さらに昨年8月の全米オープンでは前年覇者で当時世界ランク6位のケルバー(ドイツ)にストレート勝ち。同年10月の香港オープンでは、元世界女王で当時世界ランク5位のV・ウィリアムズを下した。

 残る1位経験者は5人だが、同260位のヤンコビッチ(セルビア)、同204位のアザレンカ(ベラルーシ)はケガなどの理由でツアーから遠ざかっている。今後は同2位のウォズニアッキ(デンマーク)、同3位のムグルサ(スペイン)、同22位のS・ウィリアムズ(米国)が大坂のターゲットとなる。

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