美帆らの日本女子 団体追い抜きV 今季W杯4戦全勝で締めた

[ 2018年3月18日 05:30 ]

スピードスケートW杯最終戦女子団体追い抜きで優勝した(左から)菊池、佐藤、高木美
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 スピードスケートW杯最終戦は17日、ベラルーシ・ミンスクで開幕し、女子団体追い抜きで高木美帆(日体大助手)菊池彩花(富士急)佐藤綾乃(高崎健康福祉大)の日本が3分0秒18で優勝。今季実施されたW杯4レース全勝となった。オランダが2位。高木美は1000メートルで1分16秒82の4位だった。男子500メートルの山中大地(電算)は35秒35で9位。同団体追い抜きの日本は中村奨太(ロジネットジャパン)土屋良輔(メモリード)ウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)が組み、出場3チーム中3位だった。女子の小平奈緒(相沢病院)や高木菜那(日本電産サンキョー)は欠場している。

 ≪美帆1000メートル「完敗です」4位≫女子団体追い抜きの優勝から1時間後。高木美は平昌五輪で銅メダルに輝いた1000メートルで4位となり、表彰台を惜しくも逃した。「完敗です」。同走の相手が棄権して独走となり、競い合えない不利な状況だったことも響いた。出場選手が絞られる最終戦は種目ごとの所要時間が短く、複数種目をこなす選手にとってはレース間隔が詰まるため体力的に厳しい。お疲れ気味のエースは「何ができるか考えて、もうひと踏ん張りしたい」。1500メートルが控える最終日に力を振り絞る。

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2018年3月18日のニュース