優作 単独首位キープ 終盤耐えた…「ああ大変だった」

[ 2017年1月29日 05:30 ]

男子ゴルフツアー レオパレス21ミャンマー・オープン第3日 ( 2017年1月28日    ミャンマー・ヤンゴン パンライン・ゴルフクラブ=7103ヤード、パー71 )

第3日、11番で第3打を放つ宮里優作。通算11アンダーで首位
Photo By 共同

 宮里優作(36=フリー)が1イーグル、1バーディー、3ボギーの71で回り通算11アンダーの202で単独首位を守った。68で回った金庚泰(キムキョンテ、30=韓国)が1打差の2位に上がった。69で回った小平智(27=Admiral)、70の矢野東(39=フリー)らが通算6アンダーで11位につけた。

 3打リードでスタートし、4番パー5でグリーン奥のカラーからの20メートルが入ってイーグル。独走するかと思われた宮里優だが以降は1バーディー、3ボギーと苦しんだ。リードは1打に縮まり、「ああ大変だった」と苦笑いした。

 気まぐれに向きが変わる風に手を焼いた。13番パー4ではラフから放った7Iの2打目が「キャリーで200ヤード飛んだ。向かい風だと思ったら逆だった」とグリーンオーバー。寄せにも苦労し、15メートルのパットをなんとかねじ込んでボギーに収めた。

 その後は「感じる風が信じられず、ショットのイメージが出なくなった」と安定していたティーショットにも悪影響。16、17番は左、18番は右へと大きく曲がった。

 それでもパーを拾い、何とかトップの座は守った。「迷うととことんやっちゃうから練習はしない」と明るく話す日本ツアーの選手会長。2位は15年の賞金王・金庚泰だ。「日本ツアーの選手で優勝争いするのは大事。それも最高の相手。いいのが上がってきた」と2季ぶりの勝利に向け腕を鳴らした。

続きを表示

2017年1月29日のニュース