ウォリアーズ圧勝で40勝一番乗り カリー43得点、デュラントが23得点

[ 2017年1月29日 15:33 ]

ドリブルするウォリアーズのカリー=手前(AP)
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 NBAは28日に各地で7試合を行い、ウォリアーズは地元オークランドでクリッパーズに144―98(前半72―51)で圧勝。第3Q終了時点で43点差をつける一方的な勝利で今季47戦目で40勝(7敗)一番乗りを果たした。これで3季連続で50試合未満で40勝をクリアしており、これはリーグ史上初めて。140点以上と40点差以上の勝利は今季それぞれ3回目だが、ウォリアーズ以外でこの2つを達成したのは残りの全29チームの中で各3回しかなく、得点力だけを見ると“一極集中”が続いている。

 ステファン・カリー(28歳)は第3Qまでの出場で3点シュートを15本中9本成功させて43得点。ケビン・デュラント(28歳)は23得点、クレイ・トンプソン(26歳)は16得点をマークし、チームの3点シュートは34本中17本の成功だった。

 大敗したクリッパーズは30勝18敗。ブレイク・グリフィン(27歳)は23分の出場で20得点を稼いだが、チームはここ5戦で4敗目を喫した。

 セルティクスは敵地ミルウォーキーでバックスを延長の末に112―108(前半64―53、延長10―6)で振り切って3連勝で30勝18敗。球宴東軍メンバーに名を連ねているガードのアイゼイア・トーマス(27歳)が41分の出場で37得点を挙げてチームを引っ張った。

 1メートル75のトーマスはこれで31試合連続で20得点以上をマーク。ケビン・マクヘイルを抜いてチームの歴代2位に順位を上げ、ジョン・ハブリチェクのチーム記録(40試合連続)にはあと「9」と迫ってきた。

 バックスは最大16点差をはねのけて追いついたが延長で惜敗。球宴で東軍の先発に選出されているヤニス・アデトクンボ(22歳)は21得点を稼いだが、チームは3連敗となった。

 ヒートは地元マイアミでピストンズを116―103(前半64―59)で下して18勝30敗。ゴラン・ドラギッチ(30歳)が23得点をマークし、東地区サウスウエストの最下位ながら7連勝を飾って波に乗ってきた。

 ピストンズは21勝26敗。レジー・ジャクソン(26歳)が24得点、アンドレ・ドラモンド(23歳)が17得点と20リバウンドを記録したが、ヒートの勢いを止めることができなかった。

 <その他の結果>

キングス(19勝28敗)109―106ホーネッツ(23勝25敗)、グリズリーズ(28勝21敗)102―95ジャズ(30勝19敗)、ナゲッツ(21勝25敗)123―112サンズ(15勝32敗)、ティンバーウルブス(18勝29敗)129―109ネッツ(9勝38敗)

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2017年1月29日のニュース