池江 高地トレ効果だ!苦手種目で初日本新!7月世界水泳手応え

[ 2017年1月29日 05:30 ]

競泳東京都選手権第1日 ( 2017年1月28日    東京辰巳国際水泳場 )

<水泳東京都選手権>女子200メートル自由形を日本新記録で制した池江璃花子は笑顔を見せる
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 女子200メートル自由形で、リオデジャネイロ五輪代表の池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が、1分56秒33の日本新記録で制した。同種目で日本記録をマークするのは初めてで、池江が持つ日本記録は自由形の50メートル、100メートル、バタフライの50メートル、100メートルと合わせ個人では5つ目となった。年末年始の約3週間、初めて高地合宿を行った成果をさっそく発揮し、4月の日本選手権(名古屋市)、7月の世界選手権(ブダペスト)へ大きな弾みをつけた。

 日本競泳陣17年最初の日本新を出したのは伸び盛りの16歳だ。池江は新年初めて長水路のレースとなった200メートル自由形で1分56秒33をマーク。一般的には鍛錬期で記録を出しづらい1月に、五十嵐千尋の持つ日本記録を0秒85も縮めて「まさか56秒台前半とは思っていなかったので、素直にうれしいな」と笑みを浮かべた。

 前半100メートルは自己ベスト(1分57秒39)を出した昨年4月より0秒62速く入った。「予選(2分4秒20)が遅かったので、突っ込もうと思った。(後半で)思った以上に上げられた」。2週間前には体調を崩してコンディションが万全でない中、後半ペースダウンするどころか、さらに上げて自己ベストを1秒06更新。リオ五輪準決勝7番手相当のタイムで、苦手の200メートルでも世界の決勝が見えてきた。

 ラストの粘りは年末年始に行った初の高地合宿の成果だ。約3週間、初めて標高2300メートルのメキシコで泳ぎ込み、持久力強化に励んだ。「100メートル泳いだだけでもきつくて、帰りたいと思ったけれど、あの経験が今の自分につながっている」。200メートル自由形の2時間後に行われたリオ五輪5位となった得意の100メートルバタフライは56秒89で、自身の持つ日本記録に0秒03及ばなかったが、後半50メートルは自己最速の26秒90。「ちょっとずつ手応えをつかめている」と自信を深めた。

 1週前には激励メールを送り合うなど仲がいい同じ年の卓球・平野美宇が全日本選手権で初優勝した。「美宇ちゃんも頑張っている。自分も戦っていかないといけない」。日本女子の新エースはもらった刺激をさっそく力に変えた。

 29日は専門外の400メートル自由形と200メートル個人メドレーに出場する。「めったに出ないけれど、実力を確かめたい」。果たしてどんな可能性を示すか楽しみだ。

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